2012年1月1日 正月地車庫開き 大道町

10時33分、到着。

今年は交差旗を装着。

装着は平成17年修理を行った年の記念撮影時以来でしょうか。


緑の交差旗は、五軒屋町・大小路町・葛城町・土生瀧町・山直中町・道之町・郷小路・豊中町・長滝中・富木・中組・太平寺。
内入母屋は、豊中町と中組。豊中は竿頭が三方剣なので
白チチ・フチ水引幕に玉。そして三方正面の竿頭は大道町のみかと。

まだ真新しい感じが印象的な緑の交差旗。
先代時、S59年にはフレンジ有り、紫寄りの紺色?の交差旗で町名・紋も白文字、銀三方剣?
のレトロ感ある交差旗に見受けられました。
昭和60年にこの交差旗を新調したとしても元年までの4年しか使用されていないことになりますね。

装着時、何度か付け方を調整されたそうで
内からの垂木4本目と5本目の間に三方正面がくるように付けれています。

白チチ・フチ水引幕に玉の平成入母屋地車に緑の先代交差旗が付く姿も良いものです。

小屋根懸魚には雲に龍。桁隠も雲。

修理前の雲に鶴そして夫婦岩の主屋根懸魚は修理後、主後に配されています。
大屋根懸魚は前後伴雲に鶴、さらに主後には夫婦岩が入っており、小屋根も併せ豪華な懸魚仕様ですね。



三方正面は3つの面に1字づつ大・道・町と入っている。

旗棒の先端は、垂木と組物の2ヶ所で留められていました。


安全柵にも千鳥が飛んでいる。



個人的には少し遠目から見る交差旗姿の地車も好きです。近くで見た時とはまた違った見え方になります。

特に気持ち斜めからの角度はなんともです。

今年の祭礼時はささやかな期待をしたい所です。

11時45分、そろそろ後にしようと思い一旦離れました。

が、じきにしまう様子だったので、カムバック。ハサミでチョキンと糸が切られた瞬間、今回限りかぁ〜とちょっぴり物思い。

会館へと運ばれていく交差旗。(交差旗って外して単体になったら交差旗じゃなくなる??町旗?)

11時55分、現地を後にしました。過去最大の滞在時間。西大路にて付けてると聞きすっ飛んできた次第であります。(汗)
この後、宮山へ向かいました。
祭礼時の帰町時は、ラパーク旧26号線を右折、そのまま旧26号線を走り天の川沿いへと入るコースを
取るそうで一度見学してみたいです。色々とお話して頂きありがとうございました。